アヒルボートと散歩

どうも。タナカフクロウです。

今週の話を。

散歩したのよ。なんかダメだと思って。

「なんとなく歩いてねぇなぁ～」と思って。なんとなく、なんとなく歩くか～って。なんとなく歩くのは大事だよなぁ～って。目的とゴールなんてあってたまるかよ～健康クソくらえ～って。歩きたい欲MAXだよ！って。

それを思ったのが朝4時50分ぐらい。

いちにちのはじまりに思ったの。

でね。まぁ、その日結局歩いた。

なんとなく歩いた。

そこで思ったことをいまから綴ります。

「なんで"ヨ"が足りてねぇんだよ！」

雨じゃん。雪だったのに雨じゃん。なんだよ！雪嬉しかったのに！雨になってる！雨！なんで"ヨ"が足りてねぇんだよ！もっとヨをくっつけて雪になれよ雨！

「あのカップルのために車道に出たくない」

はい、あと50mだよ。おいお前。俺に気づいて一瞬でもギュッと寄れば、俺は歩道を通れるし、女からの好感度も上がるんじゃねぇのか？おい、40m。ねぇ、なんの話？オチ前なら許す30m。序盤ならテクニックでなんとかできるだろ25m。うわ、感覚が微塵もねぇっぽいバカ2人だ20m。はいはい車道出たらいいんでしょ15m。プップー！10m。いや、こいつらのせいやから！5m。

ブスとブスめ0m。

……いや、俺見えてないの？5m

……もうちょいなんかない？10m

…………納得いってねぇから15m

…………………………………20m

「もう、お前のことわかんねぇよ！」

渋滞だ。消防士。パトカー。火事じゃん。

燃えてはない。焦げ臭い。天候か煙かどっちだモクいぞ。煙か。大変だな片側一車線。

いっぱい警察。さらば青春の光。

あれだよね。なんか放火魔戻ってくるよね。俺疑われてねぇかな？あれ？ドラマか何かで得た知識だな。なんかそういうのあるよね？疑われてねぇかな？って心配何？

え？お前何その意識。どこに怯えてんの？

もう、お前のことわかんねぇよ。

「ハンバーグ号が出航してしまう！」

いつもマッハで視界からいなくなっちゃう景色もゆっくり見たらまぁまぁな発見がある。国道沿いのハンバーグ屋もそう。

え！！　

いっぱい穴あいてる！！なに！！

あの！ほら！あれ！

ハンバーグ屋の看板の下の幟だよ！

あれあれ！見てよ！

長細い幟！風林火山っぽい！ね？

超穴あいてるじゃん！

なんで！カラスも食べたかったの？

……あ！！はいはい！これはIQ5000！

あのー、あれ！

あの長細い幟さ。パタパタしないように4点固定してるじゃん？んでよ、もし風が強い日だったら破れちゃうじゃん。

か、ハンバーグ号が出航しちゃうじゃん。

…なにいまの！

え！あの幟が帆みたいになって

船みたいに出航するの？

おまえ、超おもしろいじゃん！

海賊船ハンバーグ号！

めちゃくちゃツボなんやけど！

ハンバーグ号が出航してしまう笑

IQ5000かよ笑

「お前、めっちゃ肉食うか迷ってるみたい」

確かにな。3分も立ち止まってハンバーグ屋の幟を眺めてるのは、もう肉食いたいヤツやん。脳がデブやと思われるな。

金ないのに肉食いたいアホやと思われる。

歩くわ。いや、誰に？

「申し訳ない。」

……They Know I’m Animal やっぱいいな。

オレ、フクロウだよ。………わ。スズメめちゃくちゃおるがな！申し訳ない。ごめんごめん。歩いてだけ！そんな飛び立たないで。ごめんごめんごめん。すまんマジ。

「ん？なにそれ？」

……なんか、靴下ほしいな。フクロウの。

あー、でも探して買うのはちゃうな。

出会いたい。出会ったら買いたい。

探すんじゃなくて、出会う。

画面越しじゃなくて、目の前にばん。

で買う。これがいいな。

ん？なにそれ？

「若者のイメージの集合体みたい」

いまの人。ガワもしゃべりも。若者。

「誰かと飯食いたいな」

※ということで、誰かお待ちしております。

あなたのとこまで飛んでいくから誰か2時間だけ付き合ってくれる稀な人。DMちょうだい。なんとなくそういう気分だから締め切りはあるようでないし、ないようである。

たぶん、断らない。たぶん。来るのもあり。

「窓越しに目があった」

赤ちゃんと。笑ってみた。笑った。

俺、ホントこの勝負負けないな。

電車でもどこでも負けたことないよ。

「アヒルボートじゃねぇんだから。」

足だけ動かして。アヒルボートじゃねぇんだから。あ、アヒルボート聴くか。

なんかフィールドの音っぽいな。

いいね。フィールド出たっぽいや。

みんなもあるでしょ、そんな音。

以上です。

歩きながら思ったこと。

約2時間分の思考です。

おすそわけ。

てくてくてくてく、ぶつぶつぶつぶつ。

タナカフクロウでした。