2023から遡って…えーっと…

昨日買った焼き肉のタレを目につくところに設置することで「あ、そうだ。肉食いたかったんだ俺。」を思い出す高度な作戦。穴があるとすれば、玄関を出た瞬間に忘れる可能性があること。帰宅後即絶望の未来。そういう事言うなら肉買っとけよは棚にあげましょう。こんにちは。

特に作戦もなく、ただぽこぽこと湧いてきた記憶を薄めたり沸騰させたりして調整する夜。カルタを考えている時は記憶の蓋を半開きにするイメージで気持ちを固定する。蓋が開きすぎるとどうでもいい記憶に心を持ってかれるし、閉じすぎると何も出てこない。いい具合に煮込むと味わいが出てくる。なんてったって出汁がいいからね。

蓋にラベルが貼ってある。雑なマステに「ゲーム」と書いてある。開く、一瞬で眼鏡が曇るほどの蒸気がほわんと出てくる。もう一度雑なマステを確認。
「ゲーム」と書いてある。

私かたなふく、そして俺、それか※※君。
なんだか抱えてる人数と名前が多いなぁと思いながらそれぞれの記憶の蓋を開ける。人間の脳みそは本当にスゴいなと思う。嫌なことは記憶ごと消せる。いま現在、防衛機制の成れの果てことたなふくが喋ってはカルタを作ってるが1つ気づいた。

みんなゲームがすきだ。
一番最初のひとりぼっちから最新のひとりぼっちまで皆ゲームに逃げ、皆ゲームに救われてる。

いやぁ、ありがとうねゲーム。

いま、こうやってブログを何となく書き散らかしてる理由は1つ。ありがとうを言いたくなったから。



このカルタ、1個のネタにめちゃくちゃ詰め込めるな…面白くはないけど…ボリュームが多い、1つの思い出でブログが埋まるぞ、とか思いつつつらつらと書き始め、ゲームのパッケージの画像をネットで検索し、そこに合う家と背景を記憶の蓋を少しずつずらしながら思い出す。


あぁ、あの家にはもう入れないんだった。
あぁ、あの家の時は全員敵だったな。
キキがこっち見てる、とかなんとか思い出す。


とある喫茶店のことを思い出した。
あの家に住んでた頃、よく行ってた喫茶店でからあげ定食を食べていた。600円で腹一杯になる。

マスターの声と襟足の長さが面白くて、よく真似をしていた。いつ行っても適度な距離感。喫煙可。

そんなマスターの顔をWWE2Kなんちゃらでエディットレスラーとして再現して、襟足や目元や体型を極限まで似せて、アンダーテイカーと戦わせていたのが過去の私。入場はミステリオかシンカラ?のどっちかにしたと思う。花火orジャンプがいちばんおもろいという結論に至ったはず。喫茶店のマスターがアンダーテイカーをぼっこぼこにする。絶対ないから面白い。こんないい記憶が埋もれてたなんて。

あの家ごと封印してしまったが為に忘れてた。
ゲームを通さなきゃ忘れてると思う。

普段から揚げ食ってる時も、久しぶりにあの駅で降り立った時も忘れてたのに、すごいねぇ。味も思い出したよ。さっき調べたらまだあるみたい。ちょっと感動したままカルタに流す。

またゲームの話したいかもな。
でも記憶の蓋が開きすぎると疲れるよな。
いや、たぶん開けるか。

だって私の今年の目標のひとつに
「狂ったようにブログを更新する」とあるから。

ということで今年もよろしくお願いします。
じゃあ、引き続きカルタを作るのでおしまいです。

ほら、序盤の焼き肉のタレのこと、もう忘れてるでしょ?やっぱり記憶なんて曖昧なんだって。
タナカフクロウ

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