ごはんの話🍚



どうも、タナカフクロウです。
今日は「ごはんの話」を。


ごはんすきなんですよ。うまいし。
全部すきです。きらいなの無いです。


でも、なんか食べたり食べなかったりで。
基本1日1食です。なんか最近、もういいかなってなってきまして。


どこでごはん食べても美味しいし。
自分の作ったご飯は想像通りの味で
自分好みの味に仕上がってるんですよ。


ハードル越えてこないんですよね。
結局、誰と食うかとか空腹具合で決まるからあんまり興味なくなってきました。


なのでなんか欲望のままごはんを食べることにしています。シュークリーム5個とか。

あと食べたい色とか。

ポテトサラダだってそうです。
元々は脳内トムブラウンが「たくさんのジャガイモを合体させてジャンボポテトサラダを作りたいんですよ、絶対に」と言い出したところから始まっています。これも欲望。


でも、毎日食べたいものがあるわけじゃない。この前もそう。ある日の話ね。






1日中何も食べてなくて、そろそろ腹へってきたなぁ~。なんか食べねぇとなぁ~。って思ってた。もう21時。なにも浮かばない。


なので、たまたまその場にいてちょうど雑談をしていた女性にこんな質問をした。


「ねぇ。俺のばんごはん決めてくんない?」


は?の顔をしてた。なので、全部説明した。
ごはんどうでもいいこと、なにも思いつかねぇから人の意識を借りて飯を食いたいこと、なんでも食うこと。全部言った。


なにが返ってくるかな~と楽しみにしてたら、女が喋り始めた。


「あ~。あの~。う~ん。
あれおいしいですよ。ホルモンうどん。」

ほ…ホルモンうどん?って顔をしてたら
察した女が続きを喋りだした。

「あのぉ~。ローソンの冷凍の所あるじゃないですかぁ~。あのぉドア開けるやつ~。なんかぁ~、あそこに"ホルモンうどん"っていうのがあって。辛い。けどおいしい。なんかたまご落とさないと、からいぃ~ってなるんだけど。それがおいしい。あれですよ。銀色のカップ?に入っててコンロにセットして火をカチッってやってグツグツするタイプのやつあるじゃないですか~?あれです。5分ぐらいグツグツしたら出来ますよ。おいしいですよぉ。ローソンのドア開けたとこです。」


……100点満点の回答が返ってきた。
いい。ちょうどいい。これは解答だ。


さすが察しの良い女だ。すきなタイプ。
出来る。絶妙にセンスがいい。

まず情報量の少なさ。
・ローソンの冷凍のドアを開けたとこにある
・からい
・ホルモンとうどんが入ってる
・コンロでぐつぐつするタイプ
・おいしい

センス抜群だと思う。もしこれが
「ホルモンが濃厚な味で~」なんてはじまりだったら鼓膜が拒否してた。

にこにこしながら「おいしい」
って説明してくれるだけで食べたくなるよ。


「ホルモンうどんね!ありがと!」
と言った俺はにこにこしながら帰路へ。


日付が変わる頃、ローソンにいた。



ん?ねぇぞ?ねぇよ。ない。ない。
確かにここはローソン。俺は冷凍のドアをばふっと開けていま上から下まで見ている。

…無い。銀色のカップに入ってるヤツは下の方にある。ただ「ホルモン鍋」っていうホルモンしか入ってないヤツか「チゲ鍋うどん」っていう辛そうなヤツしかない。

どっちも微妙に当たってるけど
どっちも微妙に外れている。



あれ?俺は聞き間違えたか?

「ホルモン鍋にうどんをブチ込んで~」
「チゲ鍋うどんにホルモンが入ってて~」

辺りの文言が丸ごと抜け落ちてたか?


いや、アイツはそんなこと言ってなかった。
確かにゆるいしゃべり方をする子だけど、要点は伝えてくれてた。じゃあなんで無いの?


迷ったたなかはとりあえずホルモン鍋とチゲ鍋うどん両方を購入して帰宅。


すぐにホルモン鍋とチゲ鍋うどんを
コンロ上にセットして点火した。

フィルムを剥がすときの俺にムードなんてもんはない。雑に脱がしてすぐに取りかかる。カトキチの冷凍うどんを電子レンジでチン。ホルモン鍋にブチ込むために。

コンロ二刀流。火を微調整。DJみたいな動き。うどんDJ。DJ鍋焼きうどん。
アルミカップうどんマン。第1話。


んなことを考えてたら5分経ってた。
ホルモン鍋にうどんをぶちこんだ。
チゲ鍋うどんも出来ている。




……いや、うめぇ。
そりゃうめぇよな。だいたいうめぇよ。

でも、なんか違う気がした。


女の言ってたあれじゃない気がする。

この世に「ホルモンうどん」は存在するのか?そもそもそんな話は嘘か?妄想か?アイツも俺ももうこの世にはいないのか?

そんなモヤモヤを抱えたままお布団に。





………いや、寝れねぇ!
気になるし!なんだこれ!ホルモンうどん!

ってか、シンプルに
腹パンパン、目ぇギンギン、チゲヒーヒー。

それもあって寝れなかった。うどん2玉て。




翌日、女にこの事を話した。

「ということで、俺は
腹パンパン、目ぇギンギン、チゲヒーヒーだったので眠たい。うどんは存在するの?」

すると「えぇ~。ありますよー。ある。」
とだけ返ってきた。













……はい。ここでこの話はおしまいです。



そう、結局まだ食えてないのよ。
でも。ちょっとだけ続きがあるからそれも書いて終わります。では、続きを。



このブログは途中まで書きかけて終わってたんですよ。でね、なんか昨日3軒目のローソンに行ったらあって!

見つけたの!でも、出先だったから買っても溶けちゃうし、帰りに来ようと思ってたんだけど!雨すごかって行けずじまいで!

結局食べることなく今に至る。
……ホルモンうどん。…食べたい。



どんなんなんだろね。



(……あ、これが人の意識を使ってモノを食べるという食事の方法です。食べたくなったし、なんか楽しいでしょ?ぜひ。)


じゃあ、みんなも買ってみなよ。
たぶん、美味しいよ。ホルモンうどん。


たぶんだけど。


ごはんの話じゃなくて
ホルモンうどんの話だったなこれは。


タナカフクロウ👼






0コメント

  • 1000 / 1000

タナカフクロウの巣

タナカフクロウの巣です。