タナカフクロウの攻略本を作るぞ その4

「オレは火遁豪火球の印を結べないことに対して、若干のコンプレックスを抱いている編」
その4の話。
とにかく何でも掘ろう。そしてデータを集めて、次に備える。何がしたいんだとか知らん。このゲームのED見て楽しかったな~つって、あわよくばトロコンしてぇだけ。「攻略本って何って何?」って話。

うるせぇうるせぇしらねぇしらねぇ。
どっかでくたばっとけ。

こんなマインドで過ごす生活。ただ流れているだけのアメトーークの映像と字幕を目で追いかけているとバカリズムが買い物した商品を紹介していて閃いた。というか思い出して急に繋がった。


「オレはNARUTOを知らないままだ」


その時のバカリズム曰く「懐かしいの方向にモノを買ってしまう」的なことを言ってた。

なんでだろう。これが脳内のどっかで引っ掛かっていた俺のNARUTOを引き出した。ナルト。


あとで書くつもりの一節をここのブログに記す。
「田中は真正面がすごい苦手。ベタも出来ねぇで馬鹿にしてる傾向あり。結婚式とか絶対しない。」

まぁ、一番端的に浮いて出てんのは結婚式だと思うので例に出したが超馬鹿にしてるしあんなもん何が楽しいんだとか宙に放つ独身男性。想像しうる物事の全てが苦手なだけだ。酸っぱい葡萄とかウェルチの話されましても、論破だけしようとしてるお前、誰やねん?と割り切りまくっている。

上手く躱して何も始まらないし終わらないのがいいんだよ。もう何もしたくないと思っている。オレはキツネじゃなくてただのフクロウ。



そんなオレのド正面のど真ん中に立ちはだかったままずっとそこにいる、ジャンプのナルト。

お前のど真ん中なんて知らねぇよ。

ドラゴンボールだったり、呪術廻戦だったり、北斗の拳だったり、鉄腕アトムだったり、セーラームーンだったり、どこかにいるんだろうよ、カッコいい面構えの2次元が。

「ナルト知らないままなんだよなぁ……」を定期的に繰り返し、タイトルにある印コンプレックスがバカリズムを見てたらふつふつと煮えてきた。

どうでもいい葡萄が手に届く位置にいるいま、チャンスなのかもしれないとその時感じてしまった。





いや待て、そもそもジャンプはどうでもよかった。
「1人で、だらだら、何もしたくない」という揺るがない私の三原則はジャンプに喧嘩売ってんのかと疑いたくなるぐらい相反しているのになんだ急に。

ここでまた記憶の蓋をひっぺがす。
小学校の頃、貧乏すぎてジャンプ買う金なかったところに友達のI君が「読まなくなったのあげよっか?」というスーパー提案を持ってきた。特に有り難がる訳でもなく「え、じゃあ。」ぐらいのテンションで頂戴し、日本最遅のジャンプを読んでたじゃないか。欲しいんだろ。何週遅れてたんだアレ。

「6発連続⚡とキラー出ても追いつかねぇわ」
いま浮かんだマリカー例えぐらいの周回遅れ。
マジで最遅。50ccのCOMのがマシ。

いちご100%の記憶しかないし、このジャンプが途切れた経緯も思い出せないので、何かで揉めたか飽きたのどっちかだと思う。こういう蓋は開かない。

ナルト読んだことないくせにゲームは持ってた。
GCの激闘忍者対戦2。オカン曰く「清水の舞台から飛び降りるぐらいの気合いで買ったったで」でお馴染み俺んちのGC。平成生まれの3人兄弟がまじでファミコンとスーファミだけを無限にやってたあの部屋に来たGC。嬉しかった。実家でまだ現役。

みんなが持ってるのを欲しいと言わないようになったのはここでもう満足した風に自分を騙したから。

もう次の激忍も出てんのに、あのままのカンクロウだけがどんどん強くなっていく。

ここで止まってる。ナルトが螺旋丸を撃ってない。そもそも螺旋丸を現時点のたなかはなんとなくでしか知らない。「螺旋丸」という言葉の響きだけ知ってる私はこの3文字で合ってるかビビりながら検索までしてる。怯えているんだこれは。

もうヘラヘラとボケたくないんだよ。
「ざぶざまで知ってるw」
「火遁豪華球の印とか言われてもわからんw」
「高校の授業の時、西岡に借りて38巻だけ読んでた。そこからとそこまでを知らん。」

だいたいこういう時のボケ方は「ヘラヘラ笑ってボケっぽくやり過ごす」のワンパターンだ。ナルト読んだことないの?をそんなに聞かれることもない。

オレは真顔でボケたい。これが欲しいだけなんだ。もうヘラヘラとかいいのに、この印コンプレックスがオレをしょうもない人間にしてるのだと思う。

ってか、もう読んだところでどうにもならないのはわかってる。ナルトをクリアしたとこで、ベンチにワンピースもブリーチも控えてたらキリがねぇ。ナルトの中身はどうでもよくて、そこに手をつけたぞというこのマインドが大事なんだよ。面白くなくたって別に関係ねぇ。

ナルト大好き外国人ラッパーにディスられちゃうね、たぶん面白いんでしょう、それもわかってる。

ただド正面のど真ん中にあるたくさんの物事の中の「NARUTO」を読んだとき、オレの中でトロフィーのポップアップが「ピロン」って鳴る気がする。そんで読み終わったらシルバーのトロフィーが貰えると思うんだよ。攻略本にそう書いてるんだ。

それだけの話。




そうだ。この前、我愛羅の「愛」が突然面白くなったんだ。そうだそうだ、思い出した。何か思いつかねぇかな~って頭の中で考え事してたら我愛羅の「愛」が面白くなってきて。いや、愛ってなんだよ。とか、「我愛羅の額の愛の位置に」って文字リズム抜群だな、どんな文字いれてボケてやろうか、とか。夜中に1人でめちゃ笑ってたんだけど、急に寂しくなってきてさ。「あれって、なんで愛なんだろう?」「知らないくせに笑ってるの浅くね?」って寂しくなったのよ。

どうしようもなくずっと引っ掛かってたナルトがどんどん膨らむキッカケは確実に我愛羅だ。

我愛羅、カッコいいよな。面構えしか知らんけど。





ということで、5月5日にナルトを買いました。こどもの日に子供の頃を振り返るように電子じゃなくてモノで買いましたよ。全72巻、楽しみぃ~。

その4の2 (おそらく途中で感想タイム)
その4の3 (読み終わって攻略本にどう記すか)

ぐらいが今年中には出ると思いますので、そちらのブログも読んでください。そして、あなたも引っ掛かってるけど避けてる「ド正面のど真ん中」あれば手を出してみるのはいかがっすかね?

傷口グリグリするのって痛いけど自分だけの時間だよね☆ま、しらんけど。

これがハマれば「アイドル」のコンサートに行ってる未来もあるし「オシャレして出掛けよう」なんて雑誌の表紙みたいなことを言うタナカも現れる。

ド正面のど真ん中。

ここに攻略の糸口がぶら下がってる…はず。
だから、まぁ見てろよ。

まぁ、ちょっと前に書いた通りネフェルピトーばりに手の内晒してでも生き延びてやるぞという強い精神。完成させるぞ。HUNTER×HUNTERは知ってんのかいというツッコミはもううるせぇ。生き延びてやろうぜ。攻略本に必要なのはまずはナルトだ。

だから、お前のにちようのよるも楽しめよ。
オレと同じようにナルト読んだら閃くやつもいると思うし、ド正面のど真ん中に手を出してもいい、そうやってやり過ごそうぜ。また教えてよ。


ま、知らんけど。じゃあな。
にちようのよるだね。


タナカフクロウ🦉

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